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中小企業が今するべきことは⇒『稼ぐ商品・サービスづくり』【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

先日、仕事でお取引先の信用金庫に出向いたときのこと。

融資担当職員様と一通り打ち合わせを終えた後、自然と「現在の中小企業の業況」についての話題になりました。

職員様は、「依然として中小企業の業況は厳しい。 中小企業は、もうこれ以上雑巾を絞っても水が出ないというくらいコストの削減はやっている。 まじめに仕事もしている。 あとは結局売上げを上げるしかないのだけど、多くの中小企業は下請けや孫請け。 仕事を出している先の企業の業況が悪くなると、どうしようもなくなってしまう」とおっしゃっていました。

このような状況を打開することは、並大抵のことではありません。

しかしながら、この先中小企業が生き残るには、経営者自身が過去の成功体験を拭い去り、「昨日の取引先は今日の取引先ではない」という決意を持って商品・サービスづくりに邁進し、時代の変化に対応して行く必要があるのでしょう。

本日は、そんな先の見えない時代にあっても、変化に対応するために中小企業が今するべき「稼ぐ商品・サービスづくり」を徹底指南する1冊をご紹介します。


稼ぐ商品・サービスづくり
稼ぐ商品・サービスづくり
井上 和弘 (著)

【目次】
まえがき
第1章 なぜこんなに売れるのか─巧い・速い・有り難い
第2章 稼ぎ方が変わった
第3章 安くても儲かる仕組みづくり=価格抵抗力のつけ方
第4章 高くても売れる魅力づくり=ブランド訴求力と「されど」づくり
第5章 新しい「売りもの」をつくる
終章 稼ぎつづけるために
あとがき


著者の井上和弘氏は、企業再建の「名外科医」として赤字会社の中に入り込み、社長や役員を叱りとばしながら思い切った手を果敢に打って短期間に収益を回復させている名うての経営コンサルタントです。

本書の出版は2004年ですが、

  「取引先を切る? そんなこと今更できない……」

  「今までのやり方を変えるにしても、具体的に何をどうすればいいのか?」

という “現在の” 経営者の問いにも真っ向から答えてくれる骨太の1冊です。



■気づきのチェックポイント



見てすぐ、使ってすぐ、誰にでもわかる優れた差別化


「営業力」ではなく「商品力」で勝負せよ


採算割れの得意先を整理し固定費を削減して、まず「出血を止め」、同時に商品力を強め、新規得意先やチャネルを開発して「造血する」しか「増益」の方策はない


まずその企業の「存在している理由」つまり「お客さまへのお役立ち原点」 を次の三点から分析する

  ①だれを顧客としているか
  ②お代のいただける売りものは何か
  ③顧客からどのような価値を要求されているのか


まず考えるべきは、芯となるお客さまに合わせた商品づくりやサービスをしているかどうかでなければならない。 (中略) マト(ターゲット)の芯となるお客さまを明確にとらえていれば、多少矢がそれても得点にはなる。 ところが芯がどこかもわからないと、マトを狙うどころではない


「わが社の強み」をまず見極めろということである。 (中略) いま赤字で困っている会社でも、地方の目立たない小企業でも、「この点がいいから、この売りものがあるから、あなたの所に注文を出している」という何か強みがあるから、この厳しい環境でも潰れないで何とかもっているのだ (中略) そのわずかな強みで現在がある。 いまの強みに、みなさんが必死で追求すべき命題がきっとある


商品力の強さは、粗利益の高さだ


中小企業は、資金力も人材も不足しているから、安易に量を求めてコモディティの方向に走ると、値下げ競争の中で体力がもたないことになりやすい。 したがって原則的に、中小企業はコモディティ化を避け、何としてもスペシャリティ化の方向に行かなければ、儲かる道はない


高度成長の時代は、みんながものを欲しがり、造れば売れた時代だった (中略) そのようなときは社内に経営理念を浸透させさえすれば、事業を継続できた。 しかしこれからものが売れない時代には、社内だけではなく社外にも経営理念を発信していかなければならない


ブランド訴求力の究極は「技術」と「デザイン」にある (中略) 確固たる経営理念のもとに、「よそがまねできないような高い技術による魅力ある商品」を、お客様が一目でわかるような「良いデザイン」とともに提供する


ブランドイメージはつねに一貫していなければならない


自社の「お役立ち原点」を明確にすることだ。 お役立ち原点を考えに考えて、言葉として表現できたときにはじめて経営理念になる


本気で自社のお役立ち原点を思いつめていくと、必然的に「狭く」「深く」なるはずだ。 その思いを自分の分身である幹部や、会社の従業員に、これでもかこれでもかと刷り込んでいかなければならない。 そうでなければ社外に発信して、お客さまの共鳴を得ることなどおこがましいことだ


中小企業は、儲けた金を研究開発にぶちこまないと売りものになるような「巧さ」はものにならない


原点討議とは、社長が幹部と共に、

  ・「わが社の芯となるお客さまはだれか」
  ・「そのお客さまへのお役立ち原点は何か」

を、基本にもどって改めて確認することである。 これらを見極めたうえで、次の三つの課題についてみんなの知恵を絞りあう。

  ひとつは「物(ぶつ)でなくものを売れ」
  二つ目は「本体の前と後を事業化せよ」
  三つ目は「先効果・後効率」である


売りものも売り先も同時に変えるということは非常にむずかしい (中略) わずかの成功例をみてみると、次の二つの要因に分けられる。 一つは「商品つながり」から「新業態開発」で成功、もう一つは「人脈つながり」から全くの異業種で成功したケースである。 逆にいえば、中小企業の新事業は、「商品つながり」もない、「人脈つながり」もない場合は手を出してはいけない


お客さまや得意先から、「近くにあると便利なのに」「ウチで扱わせてほしい」と何度も請われて、慎重に準備した上で拠点を徐々に増やし、いつしか大きくなってしまいました、というような経営をしていただきたい


お客さまは日々に変わる。 昨日のお客さまは今日のお客さまではない。 過去の成功体験は役に立たないどころか、マイナスになりかねないのである。 社長は、いま現在のお客さまが何を望み、何を評価しカネを払い、何に喜ぶのか知り抜いていなければ、新しい売りものを探し出すことなどできるわけがない


営業部門は「無理な押し込み販売」のためではなくて、「黙っていても売れていく商品づくり」のためにある


ニッチな市場を、専業で、しかも地域をしぼれば、いつしか「うちしかない」ということになる


新事業や新商品開発は、「儲かるからやる」ではなくて、「自社の経営理念からやる」と考えるべきだ



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ≫稼ぐ商品・サービスづくり


経営者が変われない理由には、過去の成功体験だけではなく、既存のお客様や取引先との関係、資金不足、高齢化など様々な要因があると思います。

そういった状況下においても経営を変革するための一つの契機となり得るのは、後継者への事業の承継です。

企業体力のあるうちに、社長はお客様へのお役立ち原点を改めて問い直し、自社の「経営理念」を再定義する。 具体的な経営の手法については、後継者に権限と責任の委譲を推し進める。

状況によっては、後継者自らが「自分に任せてほしい」と強い意思を示すことも必要なのでしょう。


最後に、名著ドラッカー『マネジメント』からの一節をご紹介します。

「成長が必要であるとの結論に達しながら、自らの行動を変えることを欲していないことを自覚するにいたったトップには、一つの道しかない。 身を引くことである」

経営者にとっては寂しく、重い決断でしょうが、「手放す」ことの必要性を説いている言葉だと思います。


稼ぐ商品・サービスづくり



=追記=

早朝ウォーキング、@石神井公園にて。

写真はスイレンの群生する三宝寺池。

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「今日は雨降ってるし……」

「昨日は仕事でたくさん歩いたし……」

だんだん、サボるための言い訳がふえてきましたよ。



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.28 2010 ビジネス書 comment0 trackback0

クライアントと向き合う専門家のための“座右の書”『選ばれるプロフェッショナル』 【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

“座右の銘” とは、いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句のこと。

同じように、いつも自分のそばに置いておき、戒めとする本 = “座右の書” をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本日は、私が仕事で困難な課題に直面したときに何度も読み返してきた “座右の書” をご紹介します。


選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること
選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること
ジャグディシュ・N・シース (著), アンドリュー・ソーベル (著), 羽物 俊樹 (翻訳)

【目次】
第1章 クライアントは何を求めているか
第2章 無私と自立  献身的でありながら中立性を保つ
第3章 共感力  隠れたサインに気づく
第4章 ディープ・ジェネラリスト  広く、深い知識を身につける
第5章 統合力  大局的に思考する
第6章 判断力  健全な意思決定を行う
第7章 信念  自分の価値観を知り、強く信じる
第8章 誠実さ  ゆるぎない信頼を築く
第9章 落とし穴を避ける
第10章 選ばれるプロフェッショナルの精神


仕事で重要な判断を下す場面や、クライアントとの関係を思い考えるときなどに、本書を読み返しては、プロフェッショナルとしてのメンタリティの原点、スタンスの原点に立ち戻っています。

本書の帯に書かれている「コンサルタント、弁護士、セールスマン、会計士、医師、フィナンシャルプランナー……  いつも大事な相談をされ、信頼されつづけるための7つの極意」の言葉どおり、日々、仕事でクライアントと向き合っている専門家の “座右の書” としてお薦めです。



■気づきのチェックポイント



クライアントを持つプロフェッショナルには、自身の専門領域より優先される「重要な仕事」があるのだ


単に知識を持っていて、手法が使えるだけでは、たいした価値がないのだ。 「もっと深い洞察が提供できること」「共感的にふるまうこと」「クライアントと協働すること」「結果として大きな成果に導けること」などが重要になってくる


雇われエキスパートから信頼されるアドバイザーへ


重要なのは、クライアントが生涯にわたってロイヤリティを保つ姿勢を持ってくれるかだ


クライアントのロイヤリティを手に入れるには、単一のプロフェッショナル要件を超えるものが必要なのだ


プロフェッショナルとそのクライアントとの関係には相談に乗るという側面がある。 つまり、ニーズを明確化し、問題点を特定し、解決策を提言するなかで、双方向の関係が成り立つのだ。 (中略) クライアントに対しては、彼らが間違っていることを指摘しなければいけないときもある。 彼らに賛同できない場合は、そのことを告げねばならないのだ


クライアントに対して幅広い役割を担いたいと考えるなら、専門特化することは最終的に重荷を背負うことになる


多くのプロフェッショナルは、答えを出すことにとらわれ、自分は「専門家」だと認識し、優れた分析をし、専門特化することに励んでいるのだ。 それに対して、クライアントは、プロフェッショナルが「適切な質問をし」、「深いだけでなく幅広い知識を提供し」、「分析のみならず大局的な考え方を示し」、「一方的に話すだけでなく、こちらの話にも耳を傾け」てくれることを望んでいるのだ


誰でも最初は (中略) 取引ごとに仕事をする、雇われエキスパートだ。 クライアントとの関係が築きあげられるにつれて、いずれ安定したサプライヤーになるのが自然である。 その関係をブレークスルーできるのは、安定したサプライヤーの役割を超えたときで、そうなれば信頼されるアドバイザーになる。


プロフェッショナルにとって、欠かせない基本的な特質は、「無私と自立」と「共感力」である。 優れたアドバイザーは、経済的にも、知性的にも、精神的にも、完全に自立しているという姿勢を示す。 だが、この自立することと無私とのバランスをとっている。 彼らは、ひたむきで、忠実で、自分の問題ではなく、クライアントの重要課題に注力する。 クライアントのニーズや問題に対応する一方で、常に客観性と誠実さを維持する


自分の気持ちさえわからないのに、他人の気持ちをわかろうとしても無理というものだ


「真に優れたアドバイザーへと進化するプロフェッショナルは、ディープ・ジェネラリストである。 彼らは、広く深い知識を独特の方法でブレンドして、身につけている」(ウォレン・ベニス)


ディープ・ジェネラリストは、組織開発や財務会計など核となる専門知識を持っている。 その上に、関係する知識を(ときには関係ない知識も)積み重ねている。 その結果、専門的なスペシャリストというよりは、幅広い専門的知識を持ったビジネス・アドバイザーになる。 (中略) ただの専門的なスペシャリストはいつでも交換可能な汎用品にすぎない。 真に価値のあるプロフェッショナルとは、 (中略) 機能的な専門知識を提供するだけでなく、クライアントのビジネスの全体像も理解している人たちである


判断の公式

  判断 = (事実) × (経験) × (個人の価値観)


優れた判断、あるいは少なくともぶれのない判断は、個人の、強い、明快な信念や価値観に基礎を置いて行なわれるものであり、それが決断につながるのである


予想される未来から逆算する  (中略) 仮説に基づいた事象を実際に起こったかのように提示されると、どうしてそうなったかについて、人はかなり独創的な理由を考えつく。 そして思考の質は驚くほど高まる


達成するのが難しいゴールに向かって、挫折したり、障害に阻まれたりしたときに、自分を貫き通させてくれるのは信念である


結局のところ信念とは、自分自身への信頼であり、自分の能力への信頼である。 自分が何を支持するかを知り、これを強く信じていれば、自信が持てるし、説得力も持てる


自分の価値観や信念を明確にするプロセスは、一般的に創造よりも発見である。 つまり、ゼロから自分の人格を作り出すわけではなく、自分が何者なのか発見することである


信頼の公式

        誠実さ × 能力
  信頼 = ―――――――
           リスク

認識されるリスクが高ければ信頼は低下する。 逆に言えば、 プロフェッショナルは、クライアントのリスク量を減らすことによって信頼を増すことができるのである


信頼の喪失に関して覚えておくべき原則
あなたに対する信頼を失くしても、クライアントは教えてくれない  (中略) クライアントにとっては、あなたが仕事を達成できなかった理由などどうでもよい


それぞれのクライアントに対する現時点の自分の役割をはっきり認識することも重要である。 雇われエキスパートなのか、安定したサプライヤーなのか、信頼されるアドバイザーなのか。 それぞれのステージで、クライアントとの関係を発展させるのに役立つ具体的な戦略がある



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。
選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること



私の仕事は、一言で言うと
「法律手続の助言・提案・代行を通じ、お客様の “ハッピーな将来を実現する” お手伝いをすること」です。

ご依頼の内容にもよりますが、提供するサービスは主に専門知識を活かした相談業務と手続業務。 1つの案件がクロージングするまでの期間は早くても1~2週間、平均で1~2ヶ月、長い案件では1~2年続くこともあります。

そんな仕事の性格上、お客様と私の関係は、「クライアントと専門家」の関係になることがほとんどです。

それはすなわち、顧客が要求する目の前の仕事だけを代行する一方通行の関係(顧客 ⇒ 私)から、双方の信頼関係をベースにクライアントの真の利益に貢献するために助言・提案まで行なう双方向の関係(クライアント ⇔ 私)になるということ。

依頼された仕事がクライアントの利益(ハッピーな将来)に結びつかないと判断した時は、信念をもってその判断をクライアントに進言する。

そんなアドバイザーでありたいと思います。


選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること



=追記=

早朝ウォーキング、@石神井公園・記念庭園の散歩道を登った先にある広場にて。

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早くも2日サボりましたよ。




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.18 2010 ビジネス書 comment0 trackback0

公正証書遺言を作成するときの手続きの流れ・手順は?

 
こんにちは、鉾立です。

今年の2月に完成し、当事務所のホームページに公開して以来、今日までに80名以上のお客様・お取引先に配布してきた『遺言書作成ガイドブック』

このガイドブックは、「遺言書?今すぐには必要ないと思うけど、最近気になっていて……」と考えていらっしゃる方向けに、遺言書作成のきっかけとなり、また、気軽に自分で遺言書を作成できるようにその書き方をわかりやすくまとめたものです。

そんな自分で書く自筆証書遺言と比べて、不備がなく、紛失や改ざんの可能性がなく、相続時の手続をより円滑に進めることができるのが、公正証書遺言です。

本日は、当事務所にお問い合わせ・ご依頼が増えてきている公正証書遺言の作成手順について解説したいと思います。





まず、手続きの大まかな流れを見てみましょう。


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続いて、個別の手続きについて解説いたします。


1.遺言書作成の目的、内容についてヒアリング

まず、何のために遺言書を作るのか、誰のために作るのかを丁寧にヒアリングいたします。 この時点で、遺言書作成だけでなく生前に行なうべき他の対策(生前贈与や権利関係の整理、相続税の試算など)があると気づかれる方も多くいらっしゃいます。 遺言書作成の目的を整理した後は、家族構成や所有財産について詳しくお聞きし、「誰に、何を相続させる」といった具体的な内容を決めて行きます。


2.基礎資料の準備

公正証書の作成で必要となる書類は次の通りです。

①遺言者本人の印鑑登録証明書
②遺言者と相続人との続柄が分かる戸籍謄本
③財産を相続人以外の人に遺贈する場合には、その人の住民票
④財産の中に不動産がある場合には、その登記事項証明書と、固定資産評価証明書
  又は固定資産税・都市計画税納税通知書中の課税明細書
⑤証人予定者のお名前、住所、生年月日及び職業をメモしたもの(※当事務所で対応
  可能です。)

必要に応じて、これらの書類を当事務所で取得させていただく場合もあります。


3.公証人との事前打ち合わせ

公正証書は、公証役場で作成します。 一般的には、お客様の住所地から最寄りの公証役場を選びます。 事前に公証人と当事務所で打ち合わせをし、遺言書の細かな文言を詰め、法的に間違いのないものに仕上げて行きます。 案文が出来上がりましたら、お客さまに内容をチェックしていただきます。


4.証人2人の立会いの下、公証役場で証書を作成

作成当日は、公証人が本人と証人2人の前で遺言書の内容を読み上げます。 内容に問題がなければ、本人(実印)と証人2人(認印)が証書に署名・押印します。 これで無事、公正証書遺言が完成します。 原本は公証役場が保管し、正本と謄本は本人に手渡されます。 最後に、あらかじめ用意した手数料を現金で公証役場に支払います。

公証役場

※公証役場に支払う手数料は、遺言書の目的となる財産の価額とその分け方によって計算されます。 平均で5万円~15万円ほどです。  >当事務所の料金体系はこちら





自筆証書遺言であろうと、公正証書遺言であろうと、遺言書を作成するプロセスの中で一番重要なのは、遺言書の作成目的を明確にすることです。

一口に目的といっても、特定の親族に資産や事業を承継させることが目的の方、ご自身の身辺整理が目的の方、大切な家族へ愛あるメッセージを残すことが目的の方など、人によって様々な目的があるかと思います。

当事務所に公正証書遺言の作成についてご相談・ご依頼される方は、これらの目的に加えて、相続時にもめることなく、手続きを円滑に進めることが目的とおっしゃる方がほとんどです。

公正証書遺言であれば、第三者である専門家が法的に間違いがないように内容をチェックし、証人として作成に立会い、相続時に遺言執行者として各種手続きを行なうなどして、「相続時にもめることなく、手続きを円滑に進める」という目的を実現できる可能性が高まるからです。

遺言書の作成を検討されている方は、まず、遺言書を作成する目的からじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

あなたの目的を実現する遺言書のカタチがきっと見つかるはずです。



当事務所で公正証書作成のお手伝いをしたお客様の声はこちら

http://www.hokodate-jimusyo.com/customers.html




=追記=

だいぶ気温が下がって過ごしやすくなった今日この頃。

最近、ずっとサボっていた早朝ウォーキングを再開しました。

写真は家から徒歩15分ほどの石神井公園・記念庭園の散歩道。 

石畳のスロープともみじの葉が心地よいお気に入りスポットです。

20101010.jpg

私のような自由業は、その名の通り時間が自由なのですが、その分生活のリズムが不規則になりがち。

早朝ウォーキングで乱れた規律を取り戻そうと思います。




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.13 2010 仕事のこと comment0 trackback0

あらゆる “人の営み” を偉大なものにする原理原則とは?ビジョナリーカンパニー②【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

ここ最近、ドラッカーを始めとする “ビジネス書クラシックス” を読み漁っています。

あらゆる組織に必携の一冊。名著ドラッカーの『マネジメント』【読書】

その根底には、変化の時代にいながらも、いつの時代にも変わらない普遍的な原理原則を知りたい!という欲求があるのだと思います。

そんな文脈のなかで本日ご紹介するのは、これまで多くの偉大な経営者に読み継がれ、誰もが認める名著として知られる『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』。


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則
ジェームズ・C. コリンズ (著), 山岡 洋一 (翻訳)

【目次】
第1章 時代を超えた成功の法則―良好は偉大の敵
第2章 野心は会社のために―第五水準のリーダーシップ
第3章 だれをバスに乗せるか―最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
第4章 最後にはかならず勝つ―厳しい現実を直視する
第5章 単純明快な戦略―針鼠の概念
第6章 人ではなく、システムを管理する―規律の文化
第7章 新技術にふりまわされない―促進剤としての技術
第8章 劇的な転換はゆっくり進む―弾み車と悪循環
第9章 ビジョナリー・カンパニーへの道


本書は今から約10年前(2001年)に出版されていますが、「時代を超えた成功の法則」とうたっているだけあって、今読んでもまったく色あせることのない経営の原理原則が豊富なデータの裏づけと共に紹介されています。

特に本書の主要概念である「だれをバスに乗せるか」と「針鼠の概念」を読むと、過去の轍(わだち)から抜け出せない企業や組織に欠けているものが何なのか、はっきりと見えてきます。

先日ご紹介したドラッカーの『マネジメント』が “あらゆる組織に必携の一冊” だとすれば、この『ビジョナリー・カンパニー 2』は、“偉大な企業となるための必読書” 。

いや、企業のみならず、人生を始めとするあらゆる “人の営み” を偉大なものにする原理原則が、ここに書かれてあります。



■気づきのチェックポイント



良好(グッド)は偉大(グレート)の敵である


偉大な企業への飛躍をもたらした経営者は、まずはじめにバスの目的地を決め、つぎに目的地までの旅をともにする人びとをバスに乗せる方法をとったわけではない。 まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこに向かうべきかを決めている。 (中略)  第一に、「何をすべきか」ではなく「だれを選ぶか」からはじめれば、環境の変化に適応しやすくなる。 人びとがバスに乗ったのは目的地が気に入ったからであれば、十キロほど走ったところで行く先を変えなければならなくなったとき、どうなるだろうか。 当然、問題が起こる。 だが、人びとがバスに乗ったのは同乗者が気に入ったからであれば、行き先を変えるのははるかに簡単だ。 (中略) 第二に、適切な人たちがバスに乗っているのであれば、動機付けの問題や管理の問題はほぼなくなる。 (中略) 最高の実績を生み出そうとし、偉大なものを築き上げる動きにくわわろうとする意欲を各人がもっている


「だれを選ぶか」をまず決めて、つぎに「何をすべきか」を決める考え方である。 ビジョンも、戦略も、組織構造も、技術も、「だれを選ぶか」を決めた後に考える


飛躍を遂げた企業は学歴や技能、専門知識、経験などより、性格を重視している。 具体的な知識や技能が重要でないというわけではない。 だが、これらは教育できるが(少なくとも学習できるが)、性格や労働観、基礎的な知能、目標達成の熱意、価値観はもっと根深いものだとみているのである


いずれ降りてもらうしかないと分かっているとき、その相手に席を与えつづけていては、相手の一生のうちそれだけの時間を盗むことになる。 相手はその時間を、力を発揮できる場所を探すのに使えたはずなのだ


「四角い穴には四角の杭を、丸い穴には丸い杭を」 (中略) 一度か二度、三度ですらも能力を発揮できそうなポストに移してみることが重要だ


狐型の人たちはいくつもの目標を同時に追及し、複雑な世界を複雑なものとして理解する。 (中略) これに対して針鼠型の人たちは、複雑な世界をひとつの系統だった考え、基本原理、基本概念によって単純化し、これですべてをまとめ、すべての行動を決定している


針鼠の概念と三つの円
 〇 自社が世界一になれる部分
 〇 経済的原動力になるもの
 〇 情熱をもって取り組めるもの

この三つの円が重なる部分を見つけ出し、それを単純で明快な概念にまとめて自分の指針にすることができれば、自分の人生を導く針鼠の概念を確立できたことになる


針鼠の概念で要求される基準はきわめて高い。 強みや能力を活かすことには止まらない。 自分の組織がほんとうに世界一になれる潜在力をもっている部分、それをいつまでも続けられる部分がどこにあるのかを理解しなければならない。 (中略) どこにも負けない事業になりうる部分だけに注力することが、偉大な企業への唯一の道である


偉大な実績に飛躍した企業は成長の過程で、きわめて単純な原則を守っている。 針鼠の概念に合わないものはやらない。 関連のない事業には進出しない。 関連のない買収は行なわない。 関連のない合弁事業には乗り出さない。 自社に合わないことは行なわない。 例外は認めない


ほんとうの意味で偉大な企業にとって、利益とキャッシュフローは健全な身体にとって血と水のようなものである。 生きていくには必要不可欠なものだが、生きていく目的ではない


永続する偉大な企業は、基本的な価値観と目的を維持しながら、 事業戦略や事業慣行では世界の変化にたえず適用している


何か偉大なものを築く動きが、自分の仕事の範囲ではみあたらない場合もあるだろう。 その場合は、仕事以外の場で探せばいい。 (中略) 自分がほんとうに好きだからこそ、可能なかぎり偉大なものにしたいと望むもの、それによって自分が何かを得られるからではなく、それが可能だから偉大さを目指したいと思えるものに関与すべきだ


最終的には、意味のある人生をおくることができなければ、偉大な人生にはならない。 そして、意味のある仕事をしていなければ、意味のある人生にするのはきわめてむずかしい



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ≫ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則


飛躍した企業はすべて確立しているという「針鼠の概念」。

う~ん、考えれば考えるほど奥が深い……。

本書によると、「飛躍した企業は、針鼠の概念を確立するまでに平均四年かかっている」とあります。

これは腰を据えて取り組まないとですね。

これからも、日々、自分の能力を客観視し、心の声を聴きながら、仕事に、人生に励んで行こうと思います。


ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則



=追記(10/2)=

10/1(金)、地元井草八幡宮の例大祭に行ってきました。


色鮮やかな七味唐辛子の露店。

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神秘! すなわち、神様の秘密ってこと??

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そりゃやっぱり黒の出目金(デメキン)を狙いたくなりますよね。

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本殿には参拝客の行列が。

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大正時代から受け継がれてきたという大太鼓。 来場客は試し打ちをさせてもらえます。

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こちらは平成に入ってから活躍している大太鼓。 これから100年、200年と受け継がれて行くのでしょうね。

2.jpg


元禄年間(17世紀末)から神楽(かぐら)を伝承する関東で最も古い神楽太夫の一家、
石山社中による奉納の舞いがお祭りに華を添えました。

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井草八幡宮の例大祭に行くのは、私が中学生の頃に遊びに行った以来のこと。 実に20数年ぶりでした。

当時の記憶で残っているのは、露店が連なる参道を友人たちと練り歩いたことだけ。

当たり前のことですが、当時と今とでは、お祭りの見かた、楽しみかたは変わるものですね。



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プロフィール

鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)

Author:鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)
行政書士 鉾立榮一朗事務所
Change & Revival 株式会社 代表



中小企業・個人経営者向け
経営アドバイザー&財産コンサルティング



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