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あらゆる組織に必携の一冊。名著ドラッカーの『マネジメント』【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

発行部数100万部を突破している話題のベストセラー、『もしドラ』こと、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」はもうお読みになりましたか?

遅ればせながら、私は最近ようやく読みました。

もしまちづくり団体の運営スタッフが『もしドラ』を読んだら【読書】

本日は、私がこの『もしドラ』読了後、「これは読まないとマズい」と思いすぐさま買った本家ドラッカーの『マネジメント』をご紹介します。


マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]
P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (著)

【目次】
Part1 マネジメントの使命
 第1章 企業の成果
 第2章 公的機関の成果
 第3章 仕事と人間
 第4章 社会的責任
Part2 マネジメントの方法
 第5章 マネジャー
 第6章 マネジメントの技能
 第7章 マネジメントの組織
Part3 マネジメントの戦略
 第8章 トップマネジメント
 第9章 マネジメントの戦略
 付章  マネジメントのパラダイムが変わった



ところで、『もしドラ』の文中に

「野球部は、そもそも営利団体ではない。 取引相手や、お客さんがいるわけではない。 (中略) それでは、野球部にとっての顧客とは一体誰なのか?」

との一節がありましたが、そもそもなんのために「野球部の顧客は誰か?」との問いが必要だったのでしょう?

原著である『マネジメント』をひも解くと、なるほど、「顧客は誰か?」との問いは、組織の目的や使命を定義するうえでもっとも重要な問いなのだということに納得します。

では、組織の目的や使命はなんのために定義する必要があるのか?

なぜならそれは……   

そんな具合に、本書を読み進めて行くにつれ、組織・事業にとっての普遍的な原理原則が明らかになって行きます。

「組織・事業とは、かくあるべき」との記述に思わず唸らされること必至です。

本書は、中小企業はもちろん、NPOなどの非営利組織、公的機関をはじめとする予算型組織など、あらゆる組織にとって必携の一冊であるといえるでしょう。



■気づきのチェックポイント



企業の目的の定義は一つしかない。 それは、顧客を創造することである。  (中略) 企業は、すでに欲求が感じられているところへ、その欲求を満足させる手段を提供する。 (中略) それは有効需要に変えられるまでは潜在的な欲求であるにすぎない。 有効需要に変えられて、初めて顧客と市場が誕生する。 (中略) 欲求が感じられていないこともある。 コピー機やコンピュータへの欲求は、それが手に入るようになって初めて生まれた。 イノベーション、広告、セールスによって欲求を創造するまで、欲求は存在しなかった 


企業とは何かを決めるのは顧客である。 なぜなら顧客だけが、財やサービスに対する支払いの意思を持ち、経済資源を富に、モノを財貨に変えるからである。 しかも顧客が価値を認め購入するものは、財やサービスそのものではない。 財やサービスが提供するもの、すなわち効用である。 企業の目的は、顧客の創造である。 したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。 それがマーケティングとイノベーションである。 マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす


真のマーケティングは顧客からスタートする。 すなわち現実、欲求、価値からスタートする。 「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を買いたいか」を問う。 「われわれの製品やサービスにできることはこれである」ではなく、「顧客が価値ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」と言う。 (中略) マーケティングの理想は、販売を不要にすることである。 マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである


利益とは、原因ではなく結果である。 マーケティング、イノベーション、生産性向上の結果手にするものである。 したがって利益は、それ自体致命的に重要な経済的機能を果たす必要不可欠のものである。

①利益は成果の判定基準である。
②利益は不確実性というリスクに対する保険である。
③利益はよりよい労働環境を生むための原資である。
④利益は、医療、国防、教育、オペラなど社会的なサービスと満足をもたらす原資である。

(中略) 利潤動機や利潤極大化などのナンセンスを言っているかぎり、利益を正当化することはできない


企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。 顧客である。 顧客によって事業は定義される。 事業は、社名や定款や設立趣意書によってではなく、顧客が財やサービスを購入することにより満足させようとする欲求によって定義される。 顧客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。  したがって、「われわれの事業は何か」との問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる


「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。 (中略) もちろん、消費者すなわち財やサービスの最終利用者は顧客である。 だが、消費者だけが顧客ではない。 顧客は常に一種類ではない。 顧客によって、期待や価値観は異なる。 買うものも異なる


事業を定義することは難しい。 苦痛は大きく、リスクも大きい。 しかし事業の定義があって初めて、目標を設定し、戦略を発展させ、資源を集中し、活動を開始することができる。 業績をあげるべくマネジメントできるようになる


働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない。 そのためには、①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続的学習が不可欠である


社会の問題の解決を事業上の機会に転換することによって自らの利益とすることこそ、企業の機能であり、企業以外の組織の機能である


組織というものは、問題ではなく機会に目を向けることによって、その精神を高く維持することができる。 組織は機会にエネルギーを集中するとき、興奮、挑戦、満足感に満ちる



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ≫マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]


本書によると、「マーケティングは顧客の現実、欲求、価値からスタートする」とあります。

ちなみに、私が本書を購入した直接の理由は、『もしドラ』読了後、思わず「これは本家『マネジメント』を読まないとマズい」と思ったこと。

これはある意味「顧客の現実」ですね。

ビジネス書に限らず、私のように知識や知恵を提供する仕事をしていると、実務書や専門書などを “仕入れ” として結構頻繁に購入しています。

その理由は、「体系的に整理された専門知識をすぐに引き出すことができる」というそれら書籍の効用が私にとっての価値であるためです。

そういえば、この夏どうしても欲しくなって買った浴衣は、そのまんま「夏祭りに向けてかっこいい浴衣がほしい」という欲求でした。

夏祭りといえば! どうしても浴衣(男物一式)が欲しくなり……

そんなふうに、自分のことを顧客と見立てて自らの消費行動をマーケティングすることも、ビジネスセンスを磨く良いトレーニングになるなぁと思ったのでした。


マネジメント - 基本と原則  [エッセンシャル版]



=追記(9/12)=


本日は、井草地域区民センター 『井草センター祭り』の最終日。

我らが上井草商店街は団子の模擬店を出店しました。

20100912.jpg


金魚すくいに夢中なこども達。

20100001_20100912193102.jpg


「焼きたてのお団子が1本70円! 残りあと僅か!!」とラストは皆で叫んだ甲斐あって、用意した1200本は昼過ぎに完売。

暑い中ご来場くださったたくさんの地域の方々、ありがとうございました!




もしまちづくり団体の運営スタッフが『もしドラ』を読んだら【読書】

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.12 2010 ビジネス書 comment0 trackback0

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Author:鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)
行政書士 鉾立榮一朗事務所
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