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持続する「やる気!」を引き出すには?『モチベーション3.0』【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

ビジネス書クラシックス、『ハイ・コンセプト』の著者として知られるダニエル・ピンク。

著書『ハイ・コンセプト』では、18世紀を「農業の時代」、19世紀を「工業の時代」、20世紀を「情報の時代」、21世紀を「コンセプトの時代」と位置づけ、これからの時代に求められる「六つの感性(センス)」として、

 ①機能だけでなく「デザイン」
 ②議論よりは「物語」
 ③個別よりも「全体の調和(シンフォニー)」
 ④論理ではなく「共感」
 ⑤まじめだけでなく「遊び心」
 ⑥モノよりも「生きがい」

が重要であるとし、簡単に代替のきかない、「創造する人、他人と共感できる人」の時代が訪れていると論じています。

ご関心のある方はぜひ一読を。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)



さて、本日ご紹介するのは、そのダニエル・ピンクの最新刊。

ビジネスにおいて、持続する「やる気!」をいかに引き出すかという「モチベーション」にフォーカスした一冊です。


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

【目次】
◇訳者まえがき
◇はじめに
◇第1部 新しいオペレーティング・システム
・第1章 〈モチベーション2・0〉の盛衰           
・第2章 アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由      
・第2章の補章 アメとムチがうまくいく特殊な状況
・第3章 タイプIとタイプX
◇第2部 〈モチベーション3・0〉3つの要素
・第4章 自律性〈オートノミー〉      
・第5章 マスタリー(熟達)      
・第6章 目的      
◇第3部 タイプIのツールキット


日本とは企業文化が異なるアメリカ企業の事例が中心ではありますが、そのことを差し引いても、「何のために仕事をしているのか?」という意義を改めて考えさせ、気づかせてくれる良書です。

帯の「21世紀版『人を動かす』」のコピーが示すように、本書もまた私にとってのビジネス書クラシックスとなりそうです。



■気づきのチェックポイント



外的な報酬と罰―つまりアメとムチ―は、アルゴリズム的な仕事には効果を発揮するが、ヒューリスティックな仕事には、むしろマイナスに作用するおそれがある


結局、食うために生きている、というレベルでは、モチベーションはまったく上がらない


「絵画にしろ彫刻にしろ、外的な報酬ではなく活動そのものに喜びを追い求めた芸術家のほうが、社会的に認められる芸術を生み出してきた。 結果として、外的な報酬の追求を動機としなかった者ほど、外的な報酬を(生涯では)得たことになる」


まず、基本的な報酬ラインを十分に保証する必要がある。 つまり、同様の組織で同様の仕事をしている者と比較した場合に、基本的な給与が適正で公平でなくてはいけない


「プロフェッショナルとは、自分が心から愛することをするということだ。 たとえどんなに気乗りがしない日であっても」 (「バスケットボールの殿堂」入りを果たした、Dr.Jことジュリアス・アービング)


ベビーブーマー世代とその子ども世代は「成功の定義の見直しを図り、根本的に『再(リ)ミックスした』報酬を進んで受け入れている」。 どちらの世代も、金銭をもっとも重要な報酬とみなしていない。 代わりに、金銭以外のさまざまな要因―「素晴らしいチームと仕事ができる」から「仕事を通じて社会に還元できる」までの“混合薬”―を選択する。 さらに、既存企業にそうした満足感を得られる報酬が見つからない場合には、自分でベンチャーを起こす


<モチベーション3.0>の企業の狙いは、倫理に反せず法を順守するよう努めながら、利益を追い求める従来企業とは似て非なるものである。 利益を目指すのではなく、利益を触媒として、「目的」の達成を目指す企業のことである


健全な社会、および健全な企業組織は、まず目的ありきなのである。 そして、利益を目的達成の方法、または目的達成のうれしい副産物とみなす


外発的理由―たとえば結婚式のためにやせたいとか、同窓会で見栄を張るなどのために減量したいと望んでいる人は、目標を達成しやすい。 ところがその後、目指していた行事が終わると、すぐに体重はもとへ戻る。 一方で、内発的な目標―快適に過ごすために身体を鍛えたい、家族のために健康を維持したいなど― を抱く人は、すぐに成果は表れないかもしれないが、長期的には非常に素晴らしい結果が得れれる


この新しいアプローチには三つの重要な要素がある。 一つは<自律性>―自分の人生を自ら導きたいという欲求のこと。 二番目は<マスタリー(熟達)>―自分にとって意味のあることを上達させたいという欲求のこと。 三番目は<目的>―自分よりも大きいこと、自分の利益を超えたことのために活動したい、という切なる思いのことだ



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか


前回の放送でついに最終回(!!)を迎えてしまったNHK大河ドラマ『龍馬伝』

以前ドラマの中のシーンで、後に三菱財閥を創業する岩崎弥太郎と海援隊の沢村惣之丞が言い争う場面がありました。


惣之丞 「弥太郎、おまんは何のために商いをしている?」

弥太郎 「そんなこと決まってるろう! わしは大きな商いをして大儲けをするがぜよ!」

惣之丞 「こすいのう、弥太郎。 わしらはのう、龍馬が思う存分動くことができるように、
      商いをしているがぜよ」


確か、そのような内容だったと思います。


そして当の龍馬は、

「みんなが笑うて暮らせる国をつくりたいがじゃき」

「この国に生まれてきて、まっこと良かったと思える国をつくるがじゃ!」

と、常々自分の思いを仲間に言って聞かせていました。


まさに本書で言う、「自分よりも大きいこと、自分の利益を超えたことのために活動したい、という切なる思い」が、龍馬やその仲間達にとっての大きなモチベーションになったのでしょうね。



モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか




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.29 2010 ビジネス書 comment0 trackback0

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Author:鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)
行政書士 鉾立榮一朗事務所
Change & Revival 株式会社 代表



中小企業・個人経営者向け
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