スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 
 
   
.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)

「コラボ消費」時代の到来。その心得とは?『シェア』【読書】

 
こんにちは、ほこだてです。

本日は、今年の読み初めとなった一冊をご紹介します。


シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
レイチェル・ボッツマン (著), ルー・ロジャース (著), 小林 弘人 (監修), 関 美和 (翻訳)

【目次】
イントロダクション──私のものはあなたのもの
■パート1 新しいシェアが生まれるまで
 第 一 章 もうたくさんだ
 第 二 章 ハイパー消費の時代
 第 三 章 「私」世代から「みんな」世代へ
■パート2 グランズウェル
 第 四 章 コラボ消費の登場
 第 五 章 所有よりもすばらしい──プロダクト=サービス・システム
 第 六 章 因果応報──再分配市場
 第 七 章 みんな一緒──コラボ的ライフスタイル
■パート3 何が起こるか?
 第 八 章 コラボ・デザイン
 第 九 章 コミュニティはブランドだ
 第 十 章 シェアの進化


「そもそもモノを所有しなくても、利用(シェア)できれば十分」という価値観をベースとして生まれた消費スタイル、「コラボ消費」。

本書は、その「コラボ消費」のビジネス事例を多数紹介しながら、時代背景的な必然性、サービスの類型、これから起こる未来について論じています。

デジタル、テクノロジー、P2Pなど、インターネットの技術がキーとなっているところは、昨年の読み初めの一冊「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」/クリス・アンダーソン (著)にも通ずるところ。

※過去の記事
「フリー」から読み解く、今後10年のビジネスモデル【読書】
http://eiichilaw.blog73.fc2.com/blog-entry-29.html

加えて、変化の時代、地域社会、環境問題といったキーワードも、この「コラボ消費」時代の到来をリアリティを持って感じられる要因となっているのだと思います。

次の10年間に重大な影響力を持ち、これからの社会でコアの「文化」になるであろう「コラボ消費」時代の心得が学べる、ビジネス、ライフスタイルの価値観にも大きな影響を与えてくれる一冊です。



■気づきのチェックポイント



コラボ消費によって、人々はモノやサービスを所有せずに利用することの莫大なメリットに気づいただけでなく、同時にお金や空間、時間を節約できることも、新しい友人をつくれることも、活発な市民に戻ることができることにも気がついた。 (中略) これらのシステムは、利用効率を上げ、ムダを減らし、よりよい商品の開発を促し、過剰生産と過剰消費によって生まれた余剰を吸収することで、環境に大きく貢献する


過剰消費の20世紀には、信用履歴や広告、所有物によってその人が定義されたのに対し、コラボ消費の21世紀には、評判や属するコミュニティ、何にアクセスできるか、どうシェアするか、また何を手放すかが、人を定義するだろう


今、私たちは「自分にどんな得があるか」を追い求めることから「みんなにとってどんな得になるか」を考えようとするその大きな転換期にいる。 それ以上に、個人の利益と社会の利益が、お互いの肩にかかっていることもわかりはじめた。


プロダクト=サービス・システム(PSS) (中略) ユーザーにとっては二倍のメリットがある。 まず、品物の代金を全額払わなくていい。 維持費、修理費、保険料などが節約できるうえに、持てる資産を最大限に活用することもできる


インターネットのおかげで、メンバー同士を調整し、規模を拡大し、物理的な隔たりを飛び越えることができるようになった


四つの大切な原則があることがわかる―それは、「クリティカル・マスの存在」「余剰キャパシティの活用」「共有資源の尊重」、そして「他者との信頼」だ


クリティカル・マスがコラボ消費に欠かせない要素だというもうひとつの理由は、コアなファンやリピーターが最初に集まるからだ。 (中略) 「社会的承認」 (中略) この「おすみつき」によって、新しもの好きのアーリーアダプターだけでなく、ふつうの人たちが、これまでと違う行動をとる時に感じる心理的な壁を乗り越えることができる


コラボ消費の経験は、「消費すること」もさることながら「コラボレーションすること」が楽しいのだ


P2P企業の役割は、キュレーターや大使のように交換や寄付といった取引が自己管理されることを促すプラットフォームをつくりだすことだ。 (中略) この新しい仲介者の役割は、親しみがわき信頼が築かれるような適切なツールと環境をつくり、ビジネスとコミュニティが出会う場所を提供することだ。 また、そのようなサービスを提供し、こうした役割を負うことで、企業はサービス料を徴収できる


寿命延長型PSSでは、モノがつくられた時点や、販売された時点で企業の責任は終わらない― 製品のライフサイクルすべてに企業が責任を負うことになる (中略) 必要以上の責任を負う寿命延長型PSSは、費用がかかりすぎると初めは考える企業も少なくない。 しかし、企業は材料や部材を使い回しできるだけでなく、修理やメンテナンス、また製品のアップグレードなどをとおして付帯的なサービスから収益を上げ、顧客とより緊密な関係を保つことができる


ソーシャルネットワークでは、助け合いが間接的に行われる(間接的互酬性)。 (中略) いまどきの助け合いの仕組みは、「私があなたを助ければ、だれかが私を助けてくれる」というものだ


買い手は評価の高い売り手から買いたがり、過去の評価の高い売り手が出品したアイテムは、まったく同じ品物でも評価の低い売り手が出品したものより、 8パーセントも高い値段で売れることが調査でも示されている


変化の激しい業界(すべての企業はそんな状況にあるが)で仕事をするために、デザイナーは、テクノロジー、行動科学、マーケティングのすべてを総合的に理解する必要がある


コミュニティはコラボ消費のブランドにとってのDNAだ。 だから、ユーザーは消費者ではなくメンバーと呼ばれる。 ひとたびメンバーになれば、さまざまなメリットを手に入れられる。 ステータス、アイデンティティ、共通の利益、そしてオーナーシップなどだ。 (中略) コミュニティはブランドだ。 そしてブランドはコミュニティの持ちものだ


私たちは、すごいペースで変化に適応している。 コラボ消費もまた、急速に成長してゆくだろう。 なぜなら、コラボ消費は、シェアと交換という本能的で自然な行為がベースになっているからだ


ブレインウォッシュのアプローチと洗濯機論争のいちばん大きな違いは、消費者を変えようとするのではなく、システム自体を変えたことだ。 しかも、一人ひとりにほとんど負担をかけることなく、よりサステイナブルで魅力的な方法で人々の欲求を満たすシステムにした。 (中略) 間接的で結論を押し付けないアプローチをとることで、コラボ消費は、集産主義や環境至上主義といったステレオタイプの殻を破り、消費者にとってもっと役に立つことをさせる


今では、評判は心理的な報酬や通貨になるというだけでなく、実際の通貨にもなる ―これが、評判資本と呼ばれるものだ


「10年後には、もっとも高い評判と信頼のネットワークをもつ人たちが、金持ちや権力者に代わって、力や影響力をもつことになるだろう」クレイグズリストの創業者、クレイグ・ニューマークは最近こうコメントした



※文章や言葉は前後の文脈によって理解が深まるもの。 ご関心のある方は、ぜひ本書を手にとってみてください。 ≫シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略


プライベートで私が所属している地元のまちづくり団体「まちづくり上井草」

そのメンバーでもある方が、練馬区の石神井や、杉並区の井草、井荻など「井」がつく地域の素敵な個店を募って、『井』という個店コミュニティを運営されています。

『井』ホームページ
http://i-mondo.p1.bindsite.jp/

従来の行政区画や商店街という括りではなく、「エリア特性」と「こだわり」というフィルターをかけたユニークなコンセプトの個店コミュニティで、年に3回のペースで発行しているフリーペーパーは、手に取ると思わず行ってみたくなる「井」エリアの個性的なcafe、飲食店、雑貨屋、古本屋などがイラストマップとともに紹介されています。

フリーペーパー『井』の紹介ページ
http://i-mondo.p1.bindsite.jp/place/index.html

今後『井』が、ソーシャルネットワークなども活かして、地域の人々のプラットフォームに育つことを期待しています。



シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略




ビジネス書


過去の記事一覧



hokodate_logo_s_20110702175013.jpg 
http://www.hokodate-jimusyo.com


 
 
   
.11 2011 ビジネス書 comment2 trackback0

Comment

Kazvic
今年は読書の年になりそうです。
おめでとう。

私にとって読書とは
することで言葉を学び
頭の考える範囲を増やし、
それをに試合にいかすことができるからだ。
アレキサンダー・カレリン

あやかりましょう。
今年はあくなき知識の探究心に火をつけてくれ。
2011.01.12 03:43
ほこだて
カレリン深いな~

さすがロシアの英雄、「霊長類最強の男」。

われわれは読書を、人生という名の試合にいかしましょう。
2011.01.12 08:47

Post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://eiichilaw.blog73.fc2.com/tb.php/87-0b846ef5

チャレンジする起業家・経営者向けメールマガジン

プロフィール

鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)

Author:鉾立 榮一朗(hokodate eiichilaw)
行政書士 鉾立榮一朗事務所
Change & Revival 株式会社 代表



中小企業・個人経営者向け
経営アドバイザー&財産コンサルティング



最新記事

カテゴリ

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。